色々と検証してみたい広告関連企業マン

日々の出来事や考えをつらつらと書く外資系企業事業開発担当のブログ

効率化のその先

「効率化しよう」。手段が目的にすりかわる時。

当たり前だが、仕事をしている中でこの言葉ものすごくよく聞く。
効率よく仕事することは確かにいいことしかない。
ただ、ある程度効率化されてくると効率化することがゴールになっていて、なぜするのかの部分が抜け落ちている人がいるように思える。

効率化に求めるものって?

なぜ効率化するのかを今一度見直す必要があるように思える。
  • 今やるべき効率化の仕組みなのか
  • 効率化されるのは、人件費に置き換えたらどれくらい?
  • 効率化したことで、なんのコストが削減され、そのリソースを何にあてることで売上が上がるのか
たしかにコストが大幅に下がるのであれば、それだけで十分なこともあるが、コストを下げれて、売上を伸ばすことができたらもっと良いだろう。

常にベストの形を模索する必要はあるように思える。

全ては事業が世の中のためになり、それによって儲かり、日々の生活を豊かに過ごしたりすることで、幸せを手に入れるためだと思うので。
※幸せのあり方は人によって様々なのは百も承知。

今後生き残れるビジネスマンってどんな人だろうか。

自分の中の永遠の課題

以前、こんな記事を書いた。

ltmer8.hatenablog.com

短期留学時、新卒の就活時、仕事をしている今現在もこれをひたすら追求し、日々前進しようと思っている。

必要な能力

自分は、新たな市場を作っていける人になりたいと思っている。

その中で、下記のような能力が欲しいなと常日頃思っている。

  • マクロ視点を持っている人
  • 所属している産業関係なく、産業間連携を生み出せる人
  • 商品、ユーザー、クライアントの3視点でより良いビジネスの座組みを組み立てれる人
  • そして、何よりも計画を実行できる人

どんなに能力が長けてても、実行ができなければ何の意味もないからだ。

blogos.com

以前、話題になったこんな記事もあっただろう。

これを見ていて、人に課せられた課題は、

人間は尽きることのない欲求を持っていて、それを追求していく使命があるのではないか。

と思うようになった。

そのため、「新たな市場を作っていける人になりたい」と考えるようになったわけだ。

 

日本は豊かな国で、貧富の差が少ないが全世界でビジネスが動いている今、ライバルは全世界にいる70億人になるわけだ。

 

ましてや、海外のプロサッカー選手などの幼少期の言葉などを見ていても分かる通り、彼らは生きていくためになにか自分の得意分野で成功するということが幼少期からの目標になっている分、大抵の日本人よりスタートが速いだろう。

youtu.be

 

今まではこのような未来を担う全世界の人達をライバルと表現したが、私自身はどちらかというと、このようななにかの成功を手に入れるために必死になっている人達を尊敬している。

このような気持ちを持って、ビジネス界でなにかしら成功し、世の中に貢献することが私自身の目標であり、モチベーションだと考えている。

 

日々、世の中に必要なものを探求し続けることがまずはスタート地点に立つために必要なのだろう。

 

いつかITを活用した世の中の実現に従事する日のために頑張ろう。

自分史-小学校、中学校編-

自分史

ふと中学校の時に自分史(自分の過去の歴史を自分視点で書くというもの)を書いたなと思い、家を必死に探したけど、見つからないので、自分を思い出すために改めて書いてみようかと思う。

 

小学校時代

今までの自分の人生の中で間違いなく一番忙しい生活を送っていたと言える。

  • 水泳(朝5:30〜7:30)
  • 書道
  • スポーツクラブ
  • 公文

こんだけの習い事をやらせていただいていたことは両親に感謝しなければいけないなと社会人になったはものすごくわかる。

こんだけの習い事をやるのに、月1つ1万だとしても4万円かかるのだから。

 

この4つの習い事で今の自分が構成されているものが多くある。

 

まず、水泳。

通称鬼コーチと言われる指導者の下、毎日練習をしていた。

25Mプール息継ぎなしで12本を1分サイクルで泳ぐであったり、1時間半みっちり練習した後で、過去のベストタイム+1秒を目標タイムとしてその目標タイムを切らないと練習が終わらないといったようなものだ。

間違いなく、この経験で諦めない心、負けず嫌いの性格が形成された。

 

次に書道。

小学校の6年間習っていた。

最終的に毛筆3段くらいになっていた。

字はその人が表れる 

ってよく言うけど、自分が思うのは

字はその人が表れるが、表すこともできる

 ということ。

字を書く際の止め、払い、

f:id:ltmer8:20160213222836g:plain

引用:全国硬筆コンクール

上記のような感じ。

上記の図を見るだけで印象が変わるのがわかるだろう。

 

他にも偏の大きさなどで字の印象を表現することができる。

いかに同じ文字を書いても自分らしさを表現するかということが独自の世界観を作ることができて楽しかった思い出がある。

 

この習字を通して、自分らしさの表現と対外的な見せ方の多様性があることを学んだ。

 

最後は、公文。

公文で自分の中で身になったと感じることはまさに公文のCM!!

左辺と右辺どこが空欄になっていても、算数の問題になることを知り、物事をどの視点から見るかで考え方を変えることができる、またどのように考えるかの道筋を立てる力を養うことができたと思う。

 

中学校

中学校は下記2つだろう。

  • 世の中の広さを知ることによる挫折
  • 泥臭く努力することの大切さ

一つ目の「世の中の広さを知ることによる挫折」に関しては、

小学校時点で公文をやっていたアドバンテージによって、私立の中学校に進学してもある程度好成績を残せるだろうと天狗になっていた。。(あの時は自信過剰だったな・・・)

 

しかし、一番の得意科目の算数であってもどんなに勉強しても勝てない相手が一人ではなく、何人もいた。

小学校時代でなにかしらの科目で1位を取れたからってグループを広げたら、もっと上はいくらでもいるということを身をもって知った。

これ以来、いくら成功しても満足せず、もっと上がたくさんいるという風に考えるようになった。

 

二つ目は、「泥臭く努力することの大切さ」だ。

 

野球部に入ったのはいいが、少年野球経験者がたくさんの中で、完全なる未経験者で入部。(入ったきっかけはクラスメイトに「オレと一緒に甲子園目指そうぜ!」って言われたから。中学に甲子園ないと知ったのは、入部後という…)

 

3年間続けた結果、経験者からレギュラーの座を奪うことができた。

 

最初は未経験者ということもあり、練習メニューから別でどんどん差がつく一方だというのを思い、練習後自主練習で、チーム全体でどういうことができる人が必要なのかを考えた。

その結果、私は一塁手だったので、どんなショートバウンドのボールでも裁くことができて、出塁できる可能性の高い選手という結果を身につけようと考え、ショートバウンドをいかに後ろにそらさずに、取るということを徹底して練習した。

(強豪校だったら、そんなん当たり前だよって思うかもしれませんね・・・)

 

その時に自分の中で今でも頭の片隅に置いているのは、どんなチームでも完璧な組織はないということ。

 

敵であれば、そこを突く戦略を取る。

味方であれば、それを補完できる人材は誰なのか。最短距離に自分がいるのであれば、そこを習得すれば自分のスキルアップになる。

 

これが小学校、中学校で身についた自分の要素の一つだろう。

 

あなたの要素は何でしょうか。

 

国内MBAの説明会に参加してみて

最近、仕事をしていく中でビジネススクールもしくは国内MBAに通ってみたいという気持ちがあり、様々な学校のオープンキャンパスに参加してみている。

私自身の通いたい理由は下記だ。
せめて自分が関わるビジネスを推進と実行できるスキルを身につけて、世の中を活性化させたい
そのために必要な力はなにかを考えた際に、これらが必要だなと。

  • ビジネスの全体像を把握したい
  • マクロな視点を叩き込みたい
  • 物事の考え方を再度身につけたい
  • 専門外の領域も一定レベルまで身につけたい(特にaccounting領域)
そんな中、いくつかの学校に見学に行ったところ、20代が思ったより少なそうということにビックリした。

メインは30代の方々のようだ。

様々な業界、様々なポジションの方が来ているので、話しているだけでとても刺激になった。

卒業生の方にも色々とお話を聞けたので、ここから本当に自分は国内MBAを取りに行くべきなのかを考えたいと思う。

仮に通って、ただの卒業しましたという肩書きだけの人にならないように。
(そんな人はそもそも合格できないんだろうけど。。)

MBA取った人はどんな理由で取りに行ったのだろう。人の理由は自分の理由に必ずしも一致はしないがどういった理由で取りに来ている人たちがいる場所なのかは気になるところ。

MBAを取って、なにを得て、なにをしたいのかをまた固まったら、纏めたいと思う。

数字に関して考えてみた

フェルマーの最終定理を読んでいる中で

下記数字に関して、本を読んでいくうちに興味を惹かれた
元々、文系学部卒の自分だけど、英国数でしか受験できないという謎の受験形態の学部だったこともあり、数学に関してはまったく毛嫌いはしたことがない。

むしろ数学が一番の得意科目だったため、文系学部への進学を先生方から止められたくらいだ。

そんな中でたまたま読み始めたフェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)



元々なんでも数値化したいと考えていた自分にとってはいろいろ新鮮なことや共感することも多数。

例えば、和音と不協和音を数値に置き換えて考えることもできるっていうのだから驚きだ。
(あえてネタバレっぽくなるの嫌なので書きません。気になった人は読めば面白いと思うので、是非。)

よく結果には原因が必ずある
という言葉をよく耳にするが、そういった時必ず数字が絡んでくる。

昔から自分はじゃあなんでも数値化できるじゃん!って思ったわけで、このような思考回路が馴染んでいる。

元々0が数字として世に広まってなかった話、無理数の話など、様々な現象を数字として表記できるようになっている数学というものは本当に奥が深いなと改めて感じた。

このような様々な概念を数値化してきた数学者がいるからこそ、今の世の中や金融工学を始め、データ解析といった概念など2016年の今もなお数字にまつわることが世の中に役に立ってきたのだと思うと感慨深い。

これから先をもっと読み進めるのが楽しみ!!

デジタル化っていいこと?

ここ最近ですごい考えること

IT系の会社に勤めて4年が経とうとしている。

その中でいまだにずっと悩んでいることがある。

果たして、デジタル化していく世の中っていい方向なのか
デジタル化していく中でなにが起きたら、良いと思えないのか。
これが常に頭を悩ませている。

たしかにデジタルの世界で多くの恩恵を現在でも得ている。
mixi,facebookを始めとしたSNSで昔からの友人と再度人間関係を構築できるようにもなった。

amazonで店舗に行かなくてもものを買えるようになり、なんなら数時間以内に届くようにもなってきた。

画期的でものすごい便利な世の中になっていることは間違いない。

ただ、その中でこんなことも考える。

人は満足の出来ない生物だ


常に課題が生まれ、それをひたすら改良していく。

それが新しい産業を生み出していく。

この生産活動はすごいことだと思う。

ただ、その一方である意味悪用することも考えられる。

またコミュニケーションが多様化する中で、Face To Faceのコミュニケーションが希薄になりつつあること。


物事が全て情報化されていく中で、多くの人が感じ取り始めていることだろう。

そこに対する不満は積もりに積もっていく中で、全てをコントロールしきれていないところも多々ある。

技術革新が世界中で起きている一方でその仕組みを理解していないと存分に利点を活かすことができない世の中になってきている。

特にコミュニケーションの課題をどうにかしたいなと漠然と考えている。

どんな世の中にすべきなのか

技術革新と個の知識が交わる世の中じゃないと理想の世の中には近づけないだろう。

そのために何が必要なのか。
  • 技術知識の向上
  • 技術教育の浸透
これが各個人の自立とデジタルの最大活用の両立が可能なのかなとふと思う。

各個人の自立した世界をデジタルの力でなんとか作り上げていきたい。


短期留学で変わった思考

自分の中で考え方がガラッと変わった経験をここに残しておこうと思う。

 
それは、留学だ。
 
自分の場合は香港中文大学への留学をした。
 

当初の留学目的

  • 学生最後だし、いろんな国行って、いろんな文化みたい
  • 英語で中国語習えるなんて一石二鳥じゃん!
  • 香港行ったことないな
と言ったような今思えばふざけてるとしか思えない理由だった。
 

留学初日の授業から驚きの連続

  • 欧米の学生が日常会話は中国語でペラペラ
  • しかもその学生は大学1,2年生多数
  • 大企業に入るより起業しようとしてる
  • すごい勉強するけどすごい遊ぶ
  • 国という概念が日本人より明らかに薄い
今まで日本の大学にいる人としか関わったことのなかった自分にとって、常識が覆された日々だった。
 
そこで自分の中で一つの思いが湧き上がってきた。
果たして自分は全世界のビジネスマンの中でビジネスをやっていくだけの力が付けれるのか。現時点でどの位置にいるのか。
たしかに香港でもトップレベルの大学だったので、留学に来ている学生達も世界で名だたる大学の出身者だったと思う。
(自分は運良く校内選考パスできて、迷い込んだ感がすごいあった。。)
 
ただ、こんなに優秀で生き抜くために必死な学生が世の中にいるのかというのがものすごい衝撃だったことは今でも覚えている。
(いまだになにかあると思い出すくらい。)
 

自分のゴール(自分を認めれる時)

これを機になにか表彰されても、果たしてあの時の彼らは今ビジネスでどんな成功を収めているのか、卒業までにどんなスキルを持って、社会に出てくるのかといったようなことを考える。
 
他人と比べるってのもどうかと思うが、自分の中での反発力として活かしていくには十分な理由になる。
 
いつか自分のビジネスモデルで、世の中の人たちを幸せにする時が来るまで自分の挑戦は終わらないし、満足できないだろう。
 
そして、これこそが自分のゴールだと感じている。