色々と検証してみたい広告関連企業マン

日々の出来事や考えをつらつらと書く外資系企業事業開発担当のブログ

艦これ×すき家のプロモーションについて考えてみた

艦これ×すき家のプロモーション開始

たまたま秋葉原に行ったところ、すき家に行列ができて何事か!!と思ったら、プロモーションだったようです。

当方、艦これがどういうものかイマイチわかってないので調べてみました。
艦隊これくしょん -艦これ-』(かんたいこれくしょん かんこれ)は、角川ゲームスが開発しDMM.comブラウザゲームとして配信している育成シミュレーションゲームおよび、そのメディアミックス作品群。ゲーム内容は、第二次世界大戦時の大日本帝国海軍の軍艦を中心とした艦艇を女性キャラクターに擬人化した「艦娘(かんむす)」をゲーム中で集め、強化しながら敵と戦闘し勝利を目指すというものである。2013年4月23日にサービスを開始した[2]。
あのDMM.comが運営しているブラウザゲームでした。
素人があれこれ言ってもあれだと思うので、ここまで。笑

なぜすき家とのコラボにしたのか

行列を見た時に、プロモーションとしては上手くいってそうだというのは感じましたが、なぜすき家にしたのだろうかということを考えてみました。

まず、消費者の声を確認。

コンプリートしてる方も出てきているようです。

上記で添付したプロモーションとして、種類はあるものの、3Dカードをもらうには、税込みで500円以上の注文が必要となっている。

牛丼が並盛り350円で食べれるすき家の場合、客単価の向上が見込めそうです。

またカード以外にも店舗ごとに異なるポスターの設置や抽選での限定アイテムの提供などにより、長期に渡り、来店の仕組みも用意されているようです。

ファンにとっては、ご飯を食べるという行為にプラスして多くのメリットを得られますね。

また、プロモーション開始前には会員登録することで、プロモーション内容の事前告知も行われていたようで、SNSでの拡散が見込めることから、艦これファンのエンゲージメントを高めるのに加え、すき家の顧客情報の獲得というのも可能になっているようです。

また、DMM.com運営のゲームということもあり、他タイトルとのコラボも見込んでいるのではないでしょうか。

競合他社との差別化

ファストフードは競合他社がひしめき、各社差別化を様々な手法で行ってきています。
価格であったり、メニュー展開など様々な手法で。

今回、このような形のプロモーションを目にして、非常に面白いなと感じましたが。

回転率を求めるファストフードにおいて、客単価の向上をしつつ、既存のノウハウで溜まっているだろうと思われる店内の回転率向上のさせ方をフルに活用することができる仕組みをプロモーションに盛り込んでいるのではないかと思ったからです。

売上がどのようになるか発表が楽しみでならないです。