TBS系「義母と娘のブルース」から考える求められるコンテンツ
テレビ離れは本当か
ここ長い間、テレビのメディア力が落ちたと様々なメディアが論じている。 例えば、下記の様な記事だ。 gendai.ismedia.jp
果たして、テレビ離れは本当なのだろうか。
「テレビで紹介された商品が翌日売り切れ続出」、「昨日●●●でやってたやつだよね?」などと言った事象や会話は今でもされているだろう。
ただ、テレビの前にリアルタイムで接触している時間が減ったということだろう。
つまり、テレビ番組のコンテンツ力は低下どころかWebメディアのコンテンツと比較される様になり、高いことが証明されてきている様にさえ思える。
最高視聴率15%以上を叩き出したTBS系「義母と娘のブルース」
私も毎週欠かさず見ていたTBS系「義母と娘のブルース」が15%越えを果たし、今期ぶっちぎりの首位ドラマとなった様だ。
そのほかにも今期は、「絶対零度」、「高嶺の花」、「サバイバルウェディング」や「ゼロ 一獲千金ゲーム」など注目作品が多くある中の快挙だ。
この高視聴率のニュースを見て、私が考えるエンゲージメントの高いコンテンツに関して考えてみた。
TBS系「義母と娘のブルース」が視聴率を取れている理由
一番大きな要因は下記なのではないかなと考えています。
時代に即したストーリー
このコンテンツのワードを抜き出そうとすると
- 女性のキャリア進出
- 子育て
- 家族の多様化
- 仕事
「働き方改革」や「事実婚」、「女性のキャリア進出」、「就活ルール廃止」と言うワードが非常に盛んになっている時代背景があると思います。
それに伴い、自分の子供をどう育てていくかと言う点に消費者の興味を引いている状況であったと言うのが要因であると言えます。
この今の時代に起きている社会問題をテーマにすると言うのは、ジブリ作品や海外ドラマでよく見れられる手法になっており、消費者の興味関心に沿ったコンテンツ作りというのが求められていると考えられます。
そういった時代背景に沿ったテーマで幼少期から娘が大学進学へと大人になるまでの一連の流れをコンテンツ化しているためかと思われます。
最後に
最後に書くには勿体無いくらいなのですが、書かせてください。
もちろんプロモーションも非常に効果的だったためと考えています。
そんな中、テレビドラマではもちろん過去事例がなく、このコンテンツだからこそと言うのはあるのですが、ビジネスマンを中心に利用されているEIght。
そこに実は、綾瀬はるか演じる宮本亜希子の名刺ページがあるんです。
かつ、光友金属時代からベーカリー麦田時代の名刺まで。
ターゲット層を捉えるプロモーションの一役を買うコンテンツとしてはなかなか面白いものだと思います。
Eight運営するSanSanと協業で、流入からコンテンツを広げるところまで行なっていたら、双方にとってメリットのあるプロモーションになっていた気がします。(実はやっていたとかであれば、すいません。)
と思ったら、Eight公式Twitterで告知してました…!!
【義母と娘のブルース × Eight】
— 【公式】名刺アプリ Eight (@8card) 2018年9月4日
#ぎぼむす グッズ #名刺クッキー をGETしました!
ドラマは今夜から最終章に入るそうなので、亜希子の名刺にも変化があるかもしれません。お楽しみに! pic.twitter.com/BfOQtBuThC
現在進行中の亜希子さんの #Eight 名刺イベント👀
— 【公式】最終章9/11👓第9話『義母と娘のブルース』 (@gibomusu__tbs) 2018年9月4日
名刺が光友金属からベーカリー麦田に変わったのは皆さまご存知ですか⁉️
そして、今夜の放送前までにベーカリー麦田🥖の番号に電話をかけると📞電話口には…店長😲❓
そして、亜希子さんの元職場に電話をかけると…📞🎶 pic.twitter.com/DMMS3KcQIw
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