色々と検証してみたい広告関連企業マン

日々の出来事や考えをつらつらと書く外資系企業事業開発担当のブログ

中核事業を担当すること

ふと、思いついて始めたブログ。

 
自分の過去を残すためではあるが、誰かの為に役に立てばなお嬉しいなと思いつつ、書いてみる。
 
私は、偶然に偶然が重なり2年目に社内の注力軸事業のプロダクト責任者として業務を行ってきた。
 
その中で、成功とたくさんの失敗をしてきた。
 
どれも思い返せば意味があった。
 
私の主な業務は下記である。
  • 事業の方向性の決定
  • 企画提案
  • 要件定義
  • 営業質問対応
  • エンジニアのスケジュール管理
未経験の新卒2年目でこのポジションを任されたので、周りの方にたくさん迷惑もかけてきた。
 
最初なんてエンジニアチームとまともな会話ができなかったことを覚えている。
(これを見ていたら、あの時はなにもわからずごめんなさい、そしてありがとうございますと伝えたい。)
 
その中でも、必死に食らいついて時には帰らずに市場動向、他社状況、自社状況、サービスの仕組みの理解を突き詰めていった。
 
ここから、3年間プロダクトマネージャーとしてやった中で成功の要因と失敗の要因をまとめてみようと思う。
 

成功

  1. その時にあった機能をスピード感を持って開発できた
  2. クライアントの意見の裏の背景と市場動向がマッチした
  3. 技術革新によるキャッチアップによる機能開発がスムーズにいった

失敗

  1. 営業要望を鵜呑みにしすぎた
  2. 機能自体は良いものの、ビジネスサイドの座組み作りで劣った
  3. サービスの軸を突き詰めきれなかった
  4. 営業部署との方向性に気付けなかったズレが生じていた

 

最後に

プロダクトの機能とビジネスサイドの座組み作りがマッチした時の爆発力は計り知れないが、この両方を揃えることが難しい。
 
昨今のプロダクトはとても複雑になってきている。プロダクトの仕組みを理解した上での座組み作りの重要性は増してくるだろう。
 
日本発のグローバルプロダクトを作り上げるためにも、日々現状の課題と理想のプロダクト像を描くことは大事だろう。
 
粘り強く日々今やろうとしていることが本当に正しいのかをひたすら自問自答することはこの3年間で身についた重要な成長だと自負している。
 
理想を語るのはいくらでもできるという言葉も聞こえそうだが、理想を失っては本当に良いものを作れないだろう。
 
これから先もこれは忘れないで世の中により良いサービスを発信していきたいと思う。